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中咽頭癌 ③   癌宣告

年末の忙しい時期 PET検査やら 血液検査やら
出来うる検査を こなしていきました。


そうして 暮れも押し迫った 12月28日
奥さんと一緒に病院に来てくださいと 言われました。


私も一緒… 
もうこの地点で 癌確定ですよね
何にもなければ 私まで呼ばれることはないのですから。


診察室に 二人して通され 教授より 言われました。
中咽頭癌です。
原発は右の扁桃腺 
そして そのすぐそばの リンパへ二つほどの転移が認められるとのこと。

リンパへの転移があるので ほかの所への転移が心配されたけれど
不幸中の幸い  食道 肺 等への移転は認められないとのことで ほっと胸をなでおろしました。

喉に腫瘍がある場合 食道や肺 胃等へ転移しやすいという事でした。


リンパへ二つの転移があるという事で ステージⅣ
教授が 私の顔を覗き込むようにして  そう言ったのを覚えています。

なぜ 覗き込むんだろ? と不思議に思ったんですよね
もしかして 私が泣くとでも 思っていたのでしょうか…苦笑


さすがに ステージⅣと聞いて ショックでした。
最終のステージですよね

ステージⅡかⅢあたりかと 思っていたので
さすがにびっくり
治るのだろうかと… 不安になりましたけど
泣きはしませんでした。



入院日は 1月16日
以降 35回の放射線治療 そして 抗がん剤投与治療をしていきますとの事。

この癌は ウィルス性のガンで 放射線治療が有効であるとのことでした。


中咽頭癌は 過度の飲酒や喫煙によることが多いらしいのだそうです。

そもそも日本人はアルコールに弱く
特に 呑んで赤くなる人は アルコールを分解できず 悪いものをためやすいそうです。


思えばここのところ 飲む量が増えていました
そして 娘の帰る日が遅く 寝るのはいつも午前様。。
その結果がこれか…

放射線治療 抗がん剤投与の時の 副作用
吐き気やのどの痛み味覚の変化等々 の説明を受け 
苦しいかもしれないけれど  最後まで乗り切りましょう と 教授から言われ 主人は頑張りますと 明るく言っていました。


その後 ケアマネージャーから 説明を受け
治療費は高額となるが 高額治療の申請を役所で受けると 月15万くらいで済むので 申請してくるようにと  
何かあったら気軽に相談してくださいと 優しく 言われました。


こんな感じに 説明受けたりするのも
主人は 「がん患者」 だからなんだ と
何故か 普通の病気ではない 特別な(変な意味での)患者なんだというような そんな感じでした。

その後 口腔外科で 虫歯がないか チェックを受け 歯石を取ってもらったそうです。

抗癌剤治療や放射線治療は、癌細胞を破壊する治療ですが、
同時に正常な細胞に対してもダメージを与えてしまう副作用があり、
なかでも口腔粘膜炎(口内炎)は高い頻度で起こる副作用のひとつで 
口腔粘膜炎が起こり症状がひどくなると、痛みのため食事ができなくなったり、
会話がしにくくなったりすることもあり、癌治療そのものに支障をきたすのだそうです。
他にも口腔乾燥症、虫歯、歯周病などの合併症も起こってきます。
そのために 治療の前に お口の中の手入れをしておくのだそうです。

幸い主人に 虫歯はなかったようです。


その後 放射線科に 行き 
また 治療の副作用 
味覚がなくなり 食べ物がまるで土のように感じる事
そして だんだんと唾液が出なくなること
また 喉の炎症がひどくなって ご飯が食べられなくなること
食べられなくなったら 鼻からチューブを入れるか 胃婁(お腹に穴を開け 胃内に管を通し、
食物や水分や医薬品を流入させ投与するための処置)で 栄養を取るようにすること。
などなど 説明を受けました。




ガン宣告をされても 
お金がなくて 治療を 受けない人もいるんです。

治療を受けられるんですから 苦しいかと思いますが
最後まで 頑張りましょう。

そう 放射線科の医師が言われていました。



耳鼻咽喉科 口腔外科 放射線科と まわり
診察は おしまい。



待合室で 清算を待つ間に
だんだんと 実感していくというか 
癌なんだという 現実が 押し寄せてくるというか 
そんな感じでした。






今日は 28日 役所も仕事おさめ

今できることをやっておこうと いう事で その足で 役所に行き
高額治療の申請をしました。

健康保険証を提示するだけで 即交付してもらえました。

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だんだんと 押し寄せてくる 現実。
だからと言って 逃げ出せるわけもなく

なかった事にするわけにもいかず。。



今更 遅いかもしれないけれど 
今 出来る事を やっていくことにしたのです。


帰省していた 娘一号が あれこれ検索してくれ
がん予防 がんに効く野菜ということで 
にんにく ブロッコリー マイタケなどを 日々の食事に取り入れることにしました。


また 体温を高く保つこと  
患部を温めると 良いという事なんで あずきカイロを作ったり
よいと思われることをしていくことにしました。


何気に過ごしていても ふっと戻ってくる『ガン』という二つの文字。
ついうつむき加減になってしまう日常


そんな中 孫娘がいてくれるおかげで
家の中は 暗くならずに済みました。
手はかかるのだけど 何かにつけ笑顔になり 笑いが溢れていました。





入院日まで 決まっているものの
やはり 頭に浮かんだのは セカンドオピニオンでした。

看護師をしている信頼できる友人がいるので 聞いてみることにしたのです。
友人の旦那様はお医者さんなので 何かあると相談に乗ってもらったりもしていました。


友人もびっくりしていたけれど すぐに連絡をくれ
旦那の病院を とも 考えたけれど 
看護に通うことも考えれば 近くのその病院で いいだろうと 言ってくれたのです。

ただ 言われました。


生存確率の話は 聞いたか と。

正直に言うが 5年生存率40~60
また 闘病中は寄り添いすぎると 辛くなるから 気分転換をしろと。。



私は 我慢できる
だけど 主人は…

主人は この二つの治療 乗り越えられるだろうか

それが とても不安でした。








12月31日 

娘は旦那様の実家に 
娘2号は 仕事

孫娘がいないので 家の中は静か
二人で新年を迎える準備。


アルコールは 病院へ行って結果を聞いた時から 絶っているものの新年ということで ノンアルコールビールを購入





1月1日 
 
静かなお正月

決意新たに また気を引き締めて。

どんな一年になるのか どんな1年にしていくのか 気持ち次第
決して病気には負けない。




1月2日  

吉野の実家へと
今回は娘2号孫 婿殿も 参加

久しぶりに顔を見せてくれた姪っ子もいて。


病気のことは 誰に伝えないことにした。

母が知るとまた心配をかけることになるし
家族で頑張ることを誓ったから。


また夏にでも こうだったんだということを
報告できればいいかと。





1月3日  

買い物がてら 二人で散歩


お互いがお互いを心配
夫婦ならではの 二人三脚


こうして気もちを 伝え合えることに感謝


ここのところ毎年見に来ている 龍田川の桜
今年も歩いて見に来ることを約束

     
必ずや 勝つ




1月4日  

トーちゃんは病院へ

放射線を受ける時に使う 顔から胸にかけて おおわれるプロテクターみたいな籠みたいなものを作る
そして 体にマーキングされる





こうしていれば いつもと変わらぬ日常なのに…






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